明日からモンゴルだ。三年振りである。現地に工場がある割合には、のんびりしている社長かもしれない。偶然にも同時期かの地に進出したS精機の社長は、年に数回は行っているらしい。それこそビジネスも積極的で、本業の他にコピー機のレンタルや、太陽電池パネルの製造と新分野に挑戦している。それに比較すると当社は全く地味である。しかし設立して5年、現地の人達の努力により大分内容が充実してきた。品質もまずまずだし経営的にも安定してきた。そこへ持って来て最近の円高である。モンゴルの通貨はトルグルと云うが、対ドルよりもっと円高に振れていて、かつての6割増しである。これはある意味チャンスである。とくに円によるモンンゴル投資は今を置いてない。そして自動車の巨大市場に成長した中国に隣接している地の利を活かして製造拠点にすることも可能だ。そんな諸々の理由から、今回のモンゴル行きは大きな転換点になるかも知れない。しかし飽くまで日本との連携効果を忘れずに判断をしたい。