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本当に久方ぶりの更新です。この間、おいでいただいた方には、心からお詫び申し上げます。
今月3月は、モーニングセミナー祭りと称してMS参加者の増員を図っている。主に地区毎の相互の参加を推進し今回、私は本庄に出かけた。講話者は吉田信解市長である。まだ40歳になったかならないかの若い首長である。早稲田の雄弁部の出身ということもあり、常日頃からその雄弁ぶりはつとに有名である。今回のテーマは「市長の雑感」ということで非常に良かった。非常に率直な考えを披歴されていたが、内容も真摯なものでさらに私はファンになってしまった。最初、幼児の虐待問題を取り上げていたが、本庄市でも例外ではないという。本当にこの国は、いつからこうなってしまったのであろう。全てを批判的に捉え、評論家的な議論に終始している輩がなんと多いことか。残念なのは公僕である市役所の職員までもネガティブな考えに囚われ、仕事ぶりも惰性的なルーティンワークをこなしている人が多いという。メディアもひどい状況だ。売れればよいという視点から、粗探しと、揚げ足取りに終始して、少しも発展的なところがない。それらのすべてに共通しているのは「愛情」が不足していることである。家族愛、郷土愛、国家愛、会社愛、それらを真剣にもう一度思い起こす必要があるという。全く同感である。私は最近では「愛する」から「惚れる」と言っている。「惚れる」とは欠点まで好きになることである。丸ごと飲み込むことである。そこから人は本気になる。本気になると周囲の環境が変わる。 それから、ここ数年、職員に年ごとのスローガンを掲げているという。3年前は「自ら」昨年が「魂」、今年が「時」だという。なんと共感することのテーマだろうか。もう一度じっくりと味わってみたいと思う。 本庄市は素晴らしいリーダーを抱えて益々これからが楽しみである。寄居も負けてはいられない。
by y-rinri
| 2011-03-04 13:39
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