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毎月15日は論語講座である。昨日は雍也第六編で人物の評論が主である。人生の大方の悩みは人間関係だという。究極の人間通であった孔子について学ぶことは、幸せな人生を送る秘訣でもある。であるからしてこの編は、人を見る目を養うのにはすこぶる有効である。
人はそれぞれ本性というものを備えている。性とは左側の忄は心のこと、右側の生は身体のことである。つまり性とは心身のことである。人は人の性を持ってこの世に存在している。それは天から賦与されたものである。男は男性として女は女性として、ここにある。天が、わざわざ違う性として有らしめていることは、それなりの意味があるのだ。最近、その「らしさ」の喪失が言われて久しいが、大変な思い違いである。さらに人間は万物の霊長として天から生成化育、天の意志の象徴として存在するという。つまり一個の人間の心は天(宇宙)の意志の表現なのである。人間がまさにミクロコスモス(小宇宙)といわれる所以である。であるからして「天が与えてくれた人間性の本質(良心)に即して生きる」ということが「道」なのである。それを体得することが「道徳」なのである。 先日、商工会の杉山局長と「道徳は時代と共に変化するか」というテーマについて話し合ったことがあるが、私は「道徳は不変である。変化と思えるのはその解釈である。」と答えたが、その意味するところは上記の通りである。つまるところ、「学ぶ」ということは、この「天が与えてくれた人間性の本質(良心)とは何か」を探求することである。その百科事典が論語なのである。29921
by y-rinri
| 2011-01-16 07:56
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