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倫理に政治ネタは禁物ですが、自民党新総裁に麻生太郎氏がぶっちぎりで決まった。私も自民党員ですので一票を投じましたが、誰にかは内緒です。これで何時になるかはわかりませんが、衆議院解散総選挙は必至である。ご当地11区は現職新井氏と郵政選挙で苦汁を舐めた小泉氏との一騎打ちである。民主党は今回は立候補者を立てないようだ。その点では小泉氏が有利のようだがどうであろうか。思い起こせば前回の選挙では、台風の後の荒川の激流を逆さまに泳ぐような小泉りゅうじ氏であった。さらに加えて相手方には、小泉首相本人が地元応援に入り、健闘空しく惜敗した。その後3年の間、浪人生活を余儀なくされたが、苦難は人を磨き上げるものだ。人間的に一層、魅力が増した。
ところで、今回の選挙は民主党の小沢氏も言っているが、天下分け目の政権交代を賭けた戦いである。このところの役人の不祥事を思うと、その長年の監督責任を自民党に問う為に、一度下野すべきとも思うが、小沢氏自身言っているように、民主党にも安心して任せられるほどの政権担当能力があるとも思えない。それから今回の総選挙では、現状、自公で3分の2を有する衆院の圧倒的優位性を維持する事は、まず不可能に近いと思う。勝っても過半数ぎりぎりであろう。そうなると参院とのねじれ現象は、もっと過激になる。テロ特措法なぞも、参院で否決されたら今度はもうアウトだ。恐らくその辺で政界再編の火蓋が切られることになるだろう。その際の台風の目は小池と前原か? これは私の造語であるが、官製不況ならず政局不況となることは必至である。 恐らく政治の空白期間は当分の間、続くだろう。結論的に言えば、我々経済人はより一層、「天は自らを佑くるものを佑く」を信条に頑張るしかないのである。
by y-rinri
| 2008-09-23 11:21
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