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村上和雄氏の著書「生命(いのち)の暗号」は非常に面白い。なんともひとりよがりで、ひとつのことを壊れたレコードのように繰り返し言い回され、果ては何を言いたいのか良くわからない本が多い中で、これは出色だ。初版は1997年で今、38刷の発行というからこの手の書物としては大変なものだ。聞くところによると10ケ国語に訳されて出版されているという。遺伝子研究というと非常に難解な感じがするが、それを非常に身近にわかりやすく説明をしてくれている。以前、笑いが、眠っている遺伝子を目覚めさせ、健康にもいいという話をした。よく潜在能力といって、多くの人にとって顕在化している能力は、ほんの氷山の一角であるとはよく言われることである。遺伝子工学的にも目覚めている遺伝子は、ほんの5%程度だというのだ。そのほとんどは眠っていて、あるときにその遺伝子のスイッチがONをして、思いがけない能力を発揮するというのだ。よく、火事場の馬鹿力ということがあるが、それもそうである。であるからして、もうこれは万事休すといって諦めたらそこで終わりであって、まだ無限に解決の可能性はあるというのだ。これは倫理においても「打つ手は無限」とか「山より大きいいのししは出ない」とかよく言うが、それと同じである。それでは、人はどうしたらその眠っている遺伝子を起こすことができるのか。それはまさに「感動」するということなのだそうだ。そして気持ちを常に新鮮に、明るく前向きに保つことこそ肝要だというのだ。2010年には、人の全ての遺伝子の暗号が解析されるという。そうしたら以上のような仮説めいた事が、証明される時代が来るかもしれない。しかしその前に、「万人幸福の栞」を紐解き、その純粋倫理を実行すれば、直ちにその正しさは証明されると、丸山敏雄は60年前に言っている。
by y-rinri
| 2007-05-12 18:53
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