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漢字とは面白いものである。倫理の「倫」は、屋根と天井の下に、人が冊(たば)なっている象形文字だという。その事がつまり、倫理が人間関係の法則(理)と言われる所以である。しかしそれに丸山敏雄創始者は、どうして純粋を冠したのであろうか。ものの本によれば、純粋とは「絶対」の事であると聞いたが、どうも分かった様で分からない。
そうしたところ最近、功利的倫理という言葉を発見した。そこで純粋倫理の意味が少し分かった気がした。そうなのだ、功利的倫理の反語が純粋倫理なのだ。普及の際、倫理と言っただけで毛嫌いされる事があるが、どうも人間関係を重視する余り、条件反射的な反応(レスポンス)を忌避する事が誤解を招く要因かもしれない。率直な反応が相手の気分を害すると思うと、一拍おいて反応することを良しとする事が一見、腹黒く思えるのである。数多ある成功本の中にも、感情の趣くままの反応は一時停止ボタンを押したほうが賢明だと書いてある。しかしそれが行過ぎると、純粋性を欠き功利的になる事も確かである。全くその辺の関係は酷く微妙なものである。しかし私は、その善悪の分水嶺は動機にあると思う。 今回、単会の会長職を奥村さんに引き継ぐ際、「奥村さん、倫理は素晴らしい。まさに人を幸福に導く道標だ。しかしこれは一種の心学(読心術)だから、悪用しない方が身のためだ。」と話した事がある。科学技術もそうだが、ものは使い方によって全て功罪があるのだ。
by y-rinri
| 2009-09-07 11:02
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